Column vol.7 実は米どころ、九州の新米を味わう

自然に恵まれた九州だからこそ、おいしいお米が育ちます。
九州でつくられる厳選された美味しいお米を、最高の形で食していただくための和食料理店「米九」の溝口謙二料理長に、
九州のお米の魅力やこだわりの炊き方について語っていただきました。

※本コラムは、2018年10月~2018年12月に発行された、館内情報誌「koto-todoke」に掲載されたものです。

実は米どころ、九州の新米を味わう

新米の季節、おいしいお米の産地と言えば新潟や秋田などが思い浮かびますが、九州でも特Aランクを獲得する美味しい銘柄が増えている事をご存知ですか?
その立役者と言えるのが「ヒノヒカリ」。やや小粒で、口に入れるとしっとりした甘さが広がり、噛むたびにうま味があふれてきます。宮崎県の総合農業試験場で生まれた「ヒノヒカリ」は、温暖な気候に適した品種として西日本で広く作られ、作付面積でコシヒカリ、ひとめぼれに次ぐ3位へと拡大しています。
さらに、近年評価が高まっている品種「にこまる」は、その名の通り、丸く大きめで粒がしっかりしており、味、香り、食感が良く、笑顔がこぼれるほどの美味しさで、各地のコンテストで多くの上位入賞するなど、優れたお米が増えています。

「米九では、提供時間に合わせて直火で炊き上げます。冷水を使用し沸騰まで強火に10分かけることで旨味や甘みを引き出し、その後弱火で6分、98度を保つことで粘りが出るので保温性の高い信楽焼の土鍋を使用しています。「にこまる」は粒が大きいので吸水時間を長めに、水の量も少し増やすなど、銘柄によって細かく調整しています。」と、こだわりを語る溝口謙二料理長。
本来米作りに不向きとされる温暖な気候を品種改良で克服し、九州山地から湧き出す清らかな水と、豊饒な大地に育まれた九州のお米。
ご飯だけでももちろん美味しいのですが、炙り明太子や油みそなど九州各地のこだわりの「あて」と共に、九州の恵みをまるごと味わってください。

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